第3章 ビル・ゲイツ

 

今回は第3章ビル・ゲイツを読んだ。

 

この章では、ポール・アレンが中学生になったところからの話で、ビル・ゲイツとの出会いについても書かれている。

 

読んでいてまず感じたのは、ポール・アレンはとてもいい環境で学ぶことができたんだなということだ。

レイクサイドという学校に通っていたのだが、そこはレベルの高い学校で、教育もかなり進歩していた。

コンピューターも置かれていて、自由な時間は常に利用していたそうだ。

また、先生や先輩、友人にも恵まれ、お互いに刺激し合いながら過ごすことができたんだなと感じた。 

 

この学校に入れたことは、彼の人生に大きく影響したのではないかなと思った。

 

また、ポール・アレンから見たビル・ゲイツについて、こんなことが書かれていた。

「秋のはじめのある日、私は、端末を囲む集団のほうへ、ひょろっとした、顔にそばかすのある少年が歩いていくのを見かけた。神経質そうだが、手も脚も、全身、エネルギーがみなぎっているようだった。(中略)この少年、ビル・ゲイツに関しては、すぐに三つのことがわかった。まず、非常に頭が切れるということ。非常に負けず嫌いであるということ。自分がいかに頭がいいかを証明したくてしようがないのだ。そして、もう一つ、彼が非常に粘り強い、ということも間違いなかった。」

この部分から、当時まだ中学生だが、この時点でビル・ゲイツの強い個性ができあがっていることが分かる。

特に、自分がいかに頭がいいかを証明したくてしようがないというところは、普通の人、少なくとも私にはない感覚だなと感じた。

やはり、小さい頃から他の人にはないものを持っていたんだなと思った。