第1章 チャンス

マイクロソフトのもう一人の創業者、ポール・アレン。彼の自伝『ぼくとビル・ゲイツマイクロソフトイデアマンの軌跡と夢』(ポール・アレン著 夏目大訳)を読んで感じたことを書いていこうと思う。

 

今回は第1章チャンスを読んだ。

 

この章で印象に残ったのは、ポール・アレンビル・ゲイツのバランスの良さである。

 

ポール・アレンは、題名にもあるようにアイデアマンで、実現性は無視してアイデアを出す。一方ビル・ゲイツは現実的で、ポール・アレンが出したアイデアの難点を指摘し、実現可能なもの、可能性があるときにゴーサインを出す。この2人のバランスの良さが、この後Microsoftを創業し、成長させる上でいい方向に進めることができたのではないかと感じた。

 

どんなときでも、人との関係の良さは大切なんだと改めて思った。事業を進める上でも、自分の得意な部分を生かし、苦手な部分を補い合うことで、上手く進めることができるんだなと思った。過去に成功したベンチャー企業に2人で始めた企業が多いことからもそのことが言えるのではないかなと思う。

 

この先読み進めていく上で、2人の関係性がどうなっていくのかにも注目していきたい。