第2章 ルーツ

 

今回は第2章ルーツ(22p〜41p)を読んだ。

 

この章では、ポール・アレンの幼少期、また、家族についても書かれている。

 

この章を読んで、家族の影響の大きさを改めて感じた。

ポールの父は、名誉を重んじ、真面目で慎重。

「言葉よりも行動の人」とも書かれている。

また、父の人生の知恵として、「好きなことを仕事にしろ。どんなことを仕事にしても、それを好きになれ」というのがある。

実際にポールも、自分の興味のあることは追求し続け、どんどん行動に起こしていく。この行動力はなかなか真似できないものだと感じたし、この先成功した理由の一つではないかなと思った。

 

一方母は、大の本好きで、家にはまるで大学図書館のような書棚があり、そこに入りきらないほどたくさんの本が置かれていたそうだ。

母の影響で、ポールにとって本は身近なものであり、幼稚園に入る前から本に触れる習慣があった。小さい頃から蒸気機関ガソリンエンジンなどの本を読み、科学にとても興味があった。その後、エレクトロニクスや、コンピュータに興味を持つきっかけにもなる。 

 

家族や幼少期の経験は、やはりその人の生き方、人生に大きく影響するんだなと感じた。私自身も、あの経験がなかったら今こうなってなかっただろうと思うことがある。自分の過去を振り返ってみるのも面白いかもしれないなと思った。